言えないので。

過去のおたくが過去に浸っているよ

推しに恋愛相談をした。

推し(俳優)=最近推してる推し
本命様(俳優)=りあこ相手


推しのイベントがあった。
最近推してる推しぴ、ノリがよくておもしろくて友達にしたいタイプ。たぶん他のおたくからもそういうところが好かれる推し。

そんな推しなので言えた気もした。

推しのイベントは推しと話せる時間があった。
推しの現場はまあまあゆるい現場なので、まあまあ話した。


本命様への感情をこじらせている私なので、意味不明もいいところだが、推しに本命様との恋愛相談をした。

おた「恋愛相談してもいいですか」
推し「もちろん!!!!それが本業よ!!!」

息をするように嘘をつかれた。
いい推しだと思った。


まあまあありのままに話した。

本命様との関係性。
あったこと。
したこと。
言われたこと。
言ったこと。
不安なこと。
等々


私は不安しかない日々を過ごしている。
というより、なんの関係もないのに、不安?という疑問はある。結婚していれば不安なこともあるだろう、付き合っていれば不安なこともあるだろう。私と本命様は?いわゆる、赤の他人、それでしかなかった。そんな関係、いやなんの関係もない状態でなにを不安がるのか。そこからだった。
でも不安なのは、変わらない。

遊ばれている。

本命様はしあわせな毎日を過ごしていく。これまでもこれからも、素敵な人たちに囲まれて、好きな仕事をして、キラキラした毎日を過ごしていく。
その毎日の中でわたしはおもちゃとして遊ばれる。わたしの人生なんて関係ない。彼にとっては無機物な玩具。楽しければいい、壊れたら捨てて、新しいものを買えばいい。無機物に生はない。

そんなことを感じるし、考える。本命様のことが好き。でも一緒に過ごすとそんなことばかり考える。穿ってしまう。疑いしかない。

そんな話を聞いてくれた、いや聞かされた可哀想な推し。
うんうん、と聞いてくれた推しが口を開いた。

「それって充分、好きだと思うけどな」


冷静になった。

わたしが不安を感じてきた毎日の中での私と本命様の時間は好きで溢れてる。遠くから見るとよくわかる。はあ、冷静になった。よく考えた。いつも、私のことどうでもいいくせに!むかつく!誰でもいいんだろ!とばかり思っています。でもよく考えた。どんな種類であれ好きだ。好きじゃなきゃありえないことしかなかった。

本命様は私のことが大好きだ。

というか、ここに、全貌を書けないということは、人に見せられないことをしているということで、ということは、他の人が見たらどう考えても、なことをしているふたりなんだ、私と本命様は。

それを信じてあげられないのは私の方だった。いや信じないけど。だって信じて悲しむの、私だからね。

でもなんだか嬉しかった。
推しくんはたくさん考えてくれた。
ちゃんと私の気持ちを伝えるには?会いたいときどうしたらいいか?どれぐらい積極的になっても迷惑じゃないか?
推しくんも男だから、男の立場でいろいろ考えてくれた。

推しくんは「がんばれ!」と言ってくれた。

私は「いい報告ができるように頑張ります」と答えた。



絶対にありえないことを頑張ると言ってしまいました。
絶対に叶うことはありません。

もし叶うことがあったとしたら、そこで人生が一度終わる。それから夢の世界に移り住む。そんな感じ。一生抱えて生きていく。しにたくなるとおもうけど。それでも選びますか、というところ。

推しくんにがんばれと言われたことが現実になることもある。本命様も私も生きてる。人間はミスをする。間違える。わかっていても間違える。知っていても、知っていて、間違える。危険。

私と本命様はダメ人間。




私のことを好きな時点でダメ人間。最低な2人組。



とかいろいろ考えて、なにもなかったら、それはそれで、鬱だなあ。あっても鬱だけども。いっそ推しくんを好きになれたらよかったのに。いやそれはない。


今日も本命様はにこにこ笑顔で生きている。
私のことなんか知らないふりして、私のことを考えながら、にこにこにこにこ生きている。