言えないので。

過去のおたくが過去に浸っているよ

推しとわたしはダメ人間。

わたしのことを好きだと信じて疑わなかった。

いや、疑わないわけはなかった。疑いの眼差ししかなかった。いつもなにも信じていなかった。


推しはわたしにいろんなことをしてくれた。

ファンサ、というものも最初の方はしてくれていた気がする。
とても丁寧な対応をしてくれていた。
手を振るとか、手を振るとか…あれ…それだけかもしれない。

だんだんとそれもなくなっていった。私以外には笑顔で手を振っているしありがとうありがとうと感謝を振りまいていた。全通をしていたわたしは、いるのが当たり前だったので代わりに、また明日、という言葉をもらった。
いるのが当たり前だったので。


人間だからまひをする。

同じことが毎日のように続けば、それは必ずやってくる当たり前のことになってしまうのだ。人間はいつか死ぬ、というか事実がある限りそんなことあるわけがないのに、人は繰り返されることをいつしか当たり前だと錯覚していく。

わたしと推しもそうでした。


わたしは常に、いつこの人が目の前から消えるのかと怯えていた。芸能界だから。だからいつでも全力でやりたいことをやれるだけやってた。

でもわたしも人間だった。

できないことを明日やろうと思い始めた。
推しもそんな感じだから、ふたりしてあほみたいな時間をつくっていた。


でもそれはある意味でとくべつだった。
慣れてしまったからわたしにはそんな態度をとる。大事なご新規様には丁寧な対応をする、当たり前のように。


なんか他にもいろいろあった。


わたしだけが許されない。
他の子がなにをやっていても他の子でしかなかった。わたしは他の子にはならなかった。わたしが他の推しを見ていたらキレる。理不尽だとおもう。付き合ってくれないくせに。じゃあ結婚してくれるの?何回もおもった。


それから無視。
嫌いだから無視をする、はつじつまがあう。と思ったけど別に嫌われてない確証もない。もしかしたら嫌われてるかもしれない。でも嫌いな人間にするようなことをされてないので、なぜ無視をされるのかは未だにわからない。

わたしがなんでもないような態度をとるからだろうか?

ひとがいる前では、わたしは推しをなんとも思ってないように振舞ってしまいます。

わたしが推しを好きだというアピールは、推しにとって気持ち悪くて迷惑だからです。
ネガティブなのでそうとしか思っていません。

大好きすぎるから気持ち悪い。たぶん傍から見たら、気持ち悪いほどに推ししか見えてないんだ。それは気持ちが悪い。

だから人がいる前では見ないようにするし、興味が無いように振る舞う。

最近やっと、お互いやってることが同じなのでは?と思った。

わたしがこんな態度をとっていて、むこうから来られるわけないだろうという、ご最もな意見。そうだな。

本当に気持ちが悪いというか頭が悪いというか、ふたりでいるときのゲロ甘さが尋常じゃない。私の方が明らかに好きだ。なのにわたしが照れる。そういうことをする。

法律がなかったらどうにかなってた。



いまだになおせないまま、推しの前でつんけんして、推しもわたしを無視して、ふたりになったときだけベタベタする、浮気がバレないような態度をとっています。
それが不自然なことに気づけないぐらいお互いを意識しすぎて空回っているんだって。
わたしが意識しすぎてるのはいいんだよ、わたしは推しが大好きだから。
でも推しくん、きみは、わたしに恋愛感情なんて、ないでしょ。
なにをそんなに意識しているのかな。
気持ち悪い。

無視される度に死にたくなる。

でも誰もいなかったら優しくて優しくてわたしだけを見てる推しくんがいる。

どっちかが嘘か?どっちも嘘か?


頭が悪いから、一瞬、それでもいいから推しくんと間違いたいと思った。ホイホイに引っかかってよかった。好きです。少しでも推しくんにわたしのことを好きだという気持ちがあるなら嘘じゃないから、それでよかった。
でもそうじゃないならいらない。

推しくんの気持ちがほしかった。好きになってほしかった。すごくわがままを言うとそれです。

だから一生推しくんに好きになってもらえないとわかってからの毎日は地獄です。

それでも推しくんの生きている世界で生きていられることとか、1ミリもわたしのことなんてすきじゃない推しくんと顔を合わせて話が出来る、それがしあわせでたまらないんです。

こんなに死にたくなるほど好きで嫌いで会ったら無視されてむかつくのに、会える日がなによりも楽しみでしかたない。

病気です。



今度会うときもまた無視をされるんだ。

じゃあわたしがそこでだいすきだいすきって近寄ったらどうする?
だいすきだよって返してくれる?

わたしがそんなことできないって知ってるからこその無視だから、ありえませんでした。

あの人はわたしのことを信じきって疑わない。

わたしは疑い続けてるのにな?

ずるいんだよ。なにもかも。それでも好きだからわたしはもう辞めたい。やめたいんです。やめられないけど。



そろそろ信じてあげようか
そしたら素直に駆け寄っていけそう






ここまで言っておいて、本当に嫌われてたら、悲しみがすごい。